看護師資格は働きながらでも取得可能

働きながらでも目指せる看護師

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今から看護師を目指せるのか

現在別の仕事をしていて、看護師に興味があるという人でも看護師を目指すことは可能です。
今の仕事を退職してから目指すというのであれば、看護助手や介護助手に転職して働きつつ、准看護学校に2年間通い、まずは准看護師資格を取得しましょう。その後看護専門学校で2年間学んだ後、看護師資格を取得します。ここで一点注意してほしいのは、最終学歴が中卒だった場合です。その場合は看護専門学校に通うために3年の実務経験が必要になります。職場に就学支援のサポートがあるかどうかも重要となるためしっかり確認しておきましょう。
今の仕事を続けながら看護師資格の取得を目指す方法もあります。その場合は、看護専門学校の定時制に通いましょう。定時制には夜間コースがありますので、仕事後に学習することが可能です。ただし、実習期間に関しては朝から夜まで拘束されますので注意してください。

工夫と努力が必要

別の仕事をしながら看護師を目指すというのは簡単なことではありません。看護師は専門的な知識が必要ですので、その学習を社会人の身でゼロから始めるというのはとても気力が必要なことです。そして、資格勉強よりも先に看護学校に入るための受験勉強が必要となります。
入学してからも、勉強についていくためには工夫が必要です。事前に学習計画を立てて取り組んでいきましょう。一日、一週間、一カ月単位でスケジュールを組んでいきましょう。その際には、教科別に具体的な学習計画を立てなければなりません。すべての分野をまんべんなくというのは難しいので、国家試験の出題傾向を分析したうえで必要な学習内容をリストアップしていくことが重要になります。日中働いているとなると学習時間は非常に限られてきますので、スキマ時間を有効に活用するなどして、常に勉強できる体制を整えておくようにしましょう。

看護師資格取得の最短ルート

働きながらでも看護師を目指せることを紹介しましたが、では学生の頃から看護師を目指す場合はどのようなルートがあるのでしょうか。
まず最短のルートは、中学卒業後に看護師養成課程校に入学し、5年間の教育を受けた後に国家試験に合格し、資格を取得するルートです。この方法であれば、20歳で資格を取得することができます。
次に一般的な高校を卒業し、看護専門学校か看護大学に入学する方法です。看護専門学校は3年制で看護師資格取得のための勉強に特化していますが、看護大学は4年制で、看護師資格の勉強以外にも心理学や社会学などを学ぶことができます。

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